秋は映画を見よう。〜オススメ映画集〜
【今週のお題】最近見た映画
秋の夜長に定番といえば読書ですよね。
日が暮れるのも早いし家に帰って落ち着いて
読書するのはとても心地の良いものです。
さて、この秋は読書も良いんですけど映画なんていかがですか?
映画は映像、演技、特殊効果…様々な芸術性を組み合わせて作った総合芸術です。
芸術に触れたい欲に駆られる秋という季節にピッタリ。
今回は、オススメ映画を独自の視点で
ご紹介していきます。
1・LEON(レオン)
あらすじ
12歳の少女マチルダが家に帰ると麻薬組織に
家族全員が殺されているところだった。
自分の命も狙われていると察したマチルダは
隣に住む初老のオヤジ(笑)レオンの子供になりすまし彼の部屋に逃げ込む。
レオンは殺し屋稼業として孤独な日々を送っていた。
家族の復讐を誓うマチルダはレオンに殺しのテクを教えて欲しいと頼む。
父と娘ほど歳の離れた二人だが、共に孤独を背負い一緒に暮らす中でマチルダはレオンに特別な感情を抱き始める。
極限の中で迎えるラストは必見!
とにかく凶暴なほどの純愛というテーマが
しっくりくる作品。
人を愛する事に自信を失ってしまった…
恋愛なんて諦めた…
そんな人にはぜひみて欲しい作品。
渋みと可愛さと幸福感と切なさ…そんな感情が入り混じり家族愛とは違う温かみを感じれる。
全体的におしゃれな雰囲気が漂うもう30年近く前の作品だが色あせない。
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2・ショーシャンクの空に
あらすじ
殺人の濡れ衣を着せられショーシャンク刑務所に送られた
銀行家アンディは年上の囚人レッドと心を通わせるようになるが...
二人の友情を優しく描く感動の物語。
これを見ずして映画は語れないほどの名作。
「映画はこうあってほしい」というような作品です。
絶望的環境の中で希望を失わず前を向いて歩いていく姿にコロナ禍の今こそ見たい映画です。
この映画を見た後、しばらく映画が見れなくなるくらいつまらなく感じちゃったほど良い映画。
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3・天使にラヴソングを
あらすじ
大物マフィアに命を狙われるナイトクラブの歌手デロリス。
逃げ込んだ先の修道院で流れのままシスターとして生活を始めるが彼女がそこでみたものは
あまりにも下手で聴いているにも退屈な聖歌隊。
退屈を何より嫌うデロリスは彼女たちを
歌って踊れる聖歌隊へ鍛え上げていく。
人生は楽しくユーモアに溢れている。
そんな気さえ起こさせてくれる映画です。
主人公の周りを巻き込んでいく人柄、絆を生み出す人間力に感動します。
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4・シルビアのいる街で
フランスの古都ストラスブールの美しい街を舞台に
画家志望の主人公が6年前に出会った美しい女の面影を求め
さまよう。緻密に計算された映像と音響の美しさにうっとり。
この映画はただただおしゃれ。
セリフもほぼなし。
筋もなければしょうもないお話。
でも、それが良い。
構図、ショット、に関しては特におしゃれで
本作は特に窓やガラスに映る鏡像の使い方が抜群にうまい。
路地の手前と奥を横断して撮り、奥の路地を行きかう
男女の心理的距離を表現する方法も秀逸です。
フランスの柔らかな風や陽射しに包まれた気分に実際になれる良作。
残念ながら現在すべてのVOD(動画配信サービス)での
配信提供はありませんでした。
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5・ジュリエッタ
中年女性のジュリエッタは知人から
12年も音信不通の娘を見たと聞き動揺する。
彼女は娘への手紙を書く中で自身の数奇な人生を回想するのだった。
女性の物語の取り方が非常にうまいと思える映画です。
美しくも、醜くも、儚くも、強くも...
一人の女性が持つ多様な姿を映し撮っていて
ジュリエッタという女性の半生の物語。
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6・インターステラー
CGをほぼ使わずに描いた宇宙や四次元の美しさ
は圧倒的。
世界を救うため時間軸の違う宇宙で孤独の中さまよう
そんな映画です。
緊張感や孤独感がとてもうまく表現され息苦しくなるほどの展開。
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7・世界にひとつのプレイブック
恋人に浮気をされたショックで鬱になったブラッドリー。
ふとしたきっかけで伴侶を失い、自暴自棄になっているジェニファーと
出会います。
すれ違いながらも少しずつ生きがいを取り戻していく不安定な二人は
見ていてとても愛おしいです。
心からみてよかったと思える映画ってそう出会えるものではありませんが
「世界にひとつのプレイブック」はそんな貴重な映画の一つです。
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8・マリアンヌ
アクション要素たっぷりで序盤からハラハラするシーンがあり
全く退屈しないです。
前半で一つの物語として完成していますが後半で大きなどんでん返しが...
そして最後は号泣。
もっと話題になっても良い映画。
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9・最高の人生の見つけ方
正反対の人生を歩いてきた二人が末期がんにかかり
同じ病室に入ります。
何気なく作った「人生でやりたいことリスト」を
命があるうちにやり切ってしまおうと決意する二人。
人生の最期をたっぷりと味わう二人の楽しむだけでなく
残してきた家族への罪悪感との葛藤も面白いです。
明日を生きるエネルギーがもらえる傑作です。
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10・この世界の片隅に
「戦争のある日常」が悲観的でも楽観的でもなく描かれたアニメ。
ありのままの日常に徐々に精神的に追い詰められる様子はアニメながらも
リアリティがあります。
戦争映画にありがちな悲しみ一辺倒ではなく悲しみの中
ほんの少しの希望と喜びを見出していくところが素敵な作品。
是非、一度は観てほしい映画です。
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最後はやっぱりこの作品
鬼滅の刃 劇場版 無限列車編
”いわずもがな”の作品。
さぁ劇場へレッツゴー!
アニメ版はこちら
まだまだたくさん紹介したい作品がありますが
今回はここまで。
秋をしっかりと楽しめる映画が見つかると良いですね。
毎年、素晴らしい映画が公開されていますが
自分が生まれる前に公開された様な作品にも
魅力的なものがたくさんあります。
そしてそのような作品に
すっかり魅了されてしまうこともあるので
いや~映画って本っ当に素晴らしいもんですね。
(水野晴郎ばりに)
それでは、みなさん
「さよなら、さよなら、さよなら...]
(淀川長治 調で)