秋を元気に過ごそう〜秋特有のプチうつ対策〜
(音楽でも効きながらどうぞ。)
最近はめっきり朝晩冷え込んできましたね。
日中は25度越えの陽気で朝晩は15度前後。
寒暖差が身体にこたえますよね。
あんなに暑かった夏がウソのように涼しくなり
日照時間も短くなってきた秋。
そんな今の季節はなんだか、もの悲しさや
寂しさを感じる方も多いんじゃないでしょうか?
秋はセンチメンタルな季節というイメージがあります。
これって感覚的なものなのかと思ってましたけど、物理的な面で考えても実は理由があるようです。
晴れ渡った日と雨の日ではモチベーションが
変わるじゃないですか?
あれと同じようなもので、暑い夏から涼しい秋になるとモチベーションも下がりがちになるんですね。
秋になると悲しくなったり寂しくなったりするのは、気候が心を変化させるからなんです。
気温は下がり、乾いた風が吹き、木の葉が枯れ
日照時間は短くなっていく。
そういった変化を私達は目や肌で感じています。
夏にはあんなに賑やかだったセミたちの声が聞こえなくなり、活発に動き回っていた動物たちも冬支度に入り町もとても静かになります。
そんな冬支度も相まってきっとココロは寂しさを感じているんですね。
そんな季節を乗り越え、厳しい冬を乗り切る為
自然界は実りを与え、昔の人達は知恵を出し
芸術の秋、運動の秋、読書の秋といったことで
気を養ってきたのでしょう。
これから旬を迎える食べ物は秋に足りない栄養素をしっかりと養ってくれます。
サツマイモやジャガイモ、しいたけやマイタケ
などのキノコ類は気力を養う"補気"の作用があるそうです。
そうそう、髪の毛一つとっても食べ物の栄養で変わってくるんですよ。
極端なダイエットや偏食、極度の貧血などは抜け毛の原因になりますのでご注意下さい。
栄養は生命維持に必要な部分に真っ先運ばれるので"髪の毛"や"爪"といった生命維持に必要性がない部分には一番先に届かなくなるんですね。
だから年齢を重ねると弱ってくる内臓を守る為お腹周りに肉がつきやすいんです。
他にも芸術作品に触れ、音楽を鑑賞し、映画や読書などで感性を刺激し「英気」を養うことも元気になる秘訣です。
騒がしく忙しない日々に笑えなくなっていませんか?
しっかりとココロにも栄養を与えましょう。
さらに最近ではコロナの影響もあって運動不足なんて方も多いんじゃないでしょうか?
人間も動物。
運動することによって健康を維持していくのは
あらゆる動物全て共通です。
散歩や体操、ヨガなど軽い運動やストレッチで血を巡らせ体温を上げることも動物には欠かせない元気のもとです。
お風呂はシャワーで済ませず入浴することでも
体を温め全身に体温と栄養を行き渡らせることも大いに効果があると思います。
ぬるめのお湯でじっくりと浸かることで
その後の睡眠の質も良くなるので必ず湯船に
38〜40度のお湯を張り20分位を目安に入浴しましょう。
美を求めるなら表面の見た目だけにこだわるのはとてもナンセンスです。
美容師という立場上、ヘアーを美しくというのは当然なんですが…
美しさというのは内面からにじみ出るものと考えていますので心身を健康にして内から滲み出る美しさを手にしたいものですよね。
せっかくの実りの秋。
身体の不調とメンタルのケアをしっかりして
秋を満喫して大いに楽しみたいものです
今週のお題「運動不足」