ピアノYouTuberのアーティストとしての感性に美容師として共感した。
ピアノ演奏動画のYouTuberとして実力&人気の高い「よみぃ」氏というのがいるんですね。
(よみぃ氏)
僕の息子くらいの年齢(22歳)で若手アーティスト注目株です。
職業は作曲家、ピアニスト
幅広いジャンルを演奏してて
・J-POP
・ニューエイジ
・ボカロ
・ジャズ
などどれも凄く感情のこもった演奏で聞きいってしまうんです。
中でも親友「ふみ」氏との"連弾"と呼ばれる1台の鍵盤楽器を複数人で同時に演奏する様は圧巻です。
よみぃ×ふみが最高級のストリートピアノで「Pretender」を連弾したら、集まった人達にもこの愛の価値観伝えられるんか?
その「よみぃ」氏が先日配信した動画にとても共感したんですね。
創作者に多いとされる自己否定感と孤独感
天才ゆえの悩みでしょうか…
少し病んでそうで心配ですが
あまり無理しないように活動してほしいものです。
でも、こうやって弱さをさらけ出せる人って
本当に強い人だと思う。
で、こちらが共感した動画
(5分30秒あたりからの解説に深く共感したんですね)
恐らく彼の脳の中では音声左が現実、右が幻想なのかな…
そして感情の動きが重なり、2つの旋律がかけ合わさって本当に綺麗で素敵。
更にオーケストラ、シンセサイザーが重なると壮大さがあって繊細なのに壮大で心に響いてきます。
職業は違えどアーティストとして創作していくというのは沢山の共通部分があります。
ピアニスト
ヘアーアーティスト
なんか響きがカッコええ。
よみぃ氏の
ピアノの鍵盤一つの音の中から左耳と右耳から聴き取れる音を、繊細に組み分けて脳の中で砕いて一つの音にする作業。
そして想像から構成する複雑なピアノソロ。
(作曲は、まさにイメージとセンスが必要な創作過程)
美容師の(僕だけかもしれないが…)
ハサミを入れた髪が重力で落ちた時にどのようになるか?
風で揺らぐ時はどうか?
左脳で展開図、右脳で創造、イメージしながら…カットする
髪は常に動くもの。
髪の毛の一束、一本一本、常に動きを計算しながら脳の中で砕いていく作業。
お互い頭の中で作業するんだけど、一番大事なのは自分の肌感覚なんですね。
それは、経験とセンスとバランスの感覚が重要でどこか似ている気がします。
それでも、繊細すぎる感受性はどこか不安定で
どうしようもない感情に苛まれることもあるんでしょうね。
それは恐らく若さゆえのこともあるでしょう。
若さゆえの迷いだったり、戸惑いだったり。
そういった時って力強く背中を押してくれる
"ええで、生きろ"みたいな
どこか投げやりでぶっきらぼうだけど
包容力のある言葉に支えられるんですよね。
最近ではSNSをはじめ
ネットでの誹謗中傷が問題視される中
この動画に対してのコメントが温かく優しいコメントにあふれててとても良かった。
僕は音楽と言語ってどこか似ている気がしてて
人は言葉が発せられたとき、発した人の心が何を求めているのか
それを受けた側がどう推測するのか。
それを読み解く隠れた心の交流があります。
音楽だってそうで
音符は公的なシグナルだけど作者の心には何かがあり
演奏者やそれを鑑賞する
僕たちの心の中に何かが生まれるんだと思います。
今回の音楽も作者である「よみぃ」氏の心が
伝わってきました。
僕もその"何か"を伝えられる美容師
ヘアーアーティストでありたいと改めて思ったんです。